脱毛サロンで安い所は効果がある？おすすめをランキング形式で教えます！

部位別脱毛、全身脱毛問わず、プロの手を借りようとおもったらまず悩むのが脱毛サロンの「光脱毛」か医療脱毛「レーザー脱毛」かではないでしょうか。

一体どのような仕組みで脱毛、つまりムダ毛が生えてこないようにしているのでしょうか。

脱毛にすでに通っている人でも、実はこれらの違いや脱毛自体の仕組みについて知らない人は多いです。
また、まだ通っていない人も仕組みを知ることでどちらで脱毛するか決めやすくなると思います。

今回は、わかりにくい脱毛の仕組みについてまとめます。

脱毛は毛周期に合わせて行う

光脱毛でもレーザー脱毛でも共通しているのが、毛周期に合わせて行われるということ。
私たちの全身のあらゆる毛には毛周期という生え変わりのサイクルがあります。

ふいに髪の毛やアンダーヘアが抜け落ちていくのも毛周期によるもの。
脇などのムダ毛は常に処理されている状態であることが多いので、なかなか気づくことができませんが、脇などのムダ毛にも同様に毛周期は存在します。

光脱毛の仕組みもレーザー脱毛の仕組みも、簡単に言えば違うのはその光の性質です。
いずれの脱毛も毛周期のうちの「成長期」にあたる時期に照射を行うことで脱毛効果を発揮します。

成長期にあたらないムダ毛には、いくら照射しても脱毛効果は得られないので脱毛サロンやクリニック通いにはある程度のスパンが必要なのです。
こまめに照射したからといって、早く脱毛が完了するわけではないのです。

どうしても脱毛に時間がかかるのには、毛周期が関わっており、いずれの脱毛の仕組みもこれに合わせて行っていくことがポイントなのです。

脱毛サロンの光脱毛の仕組み

一般的に脱毛サロンや脱毛エステと呼ばれているのは「光脱毛」（またはフラッシュ脱毛と呼ばれる）を行っているところ。
大手ならミュゼ、キレイモ、脱毛ラボなども光脱毛で脱毛施術を行っています。

光脱毛では、通常「インテンス・パルス・ライト（IPL）」という光が使用されています。
これは、ムダ毛の毛根にあるメラニンに作用して毛根自体を弱らせることで脱毛効果を得るという仕組みになっています。

光のパワーとしては、医療脱毛で用いられるレーザーと比べると弱く、安全に使用することができるため医師のいないサロンでも使用することが可能です。

 

多くの脱毛サロンやエステでは、光を照射するまえにジェルを塗ります。
このジェルは照射する光を吸収しやすくする役割があり、肌へのダメージを軽減する効果もあります。

そして光脱毛は痛みが少ないのも特徴。
多くの体験者は、ほぼ痛みは気にならないと思うことが多いようです。

光脱毛IPLは美肌効果もある

IPLの光はエステなどで美肌ケアとしても使用されてきました。
赤味のある肌の改善やニキビの跡のケア、そして肌のくすみや毛穴引き締め効果もあるといわれています。

そのため、IPLで行う光脱毛は同時に肌のケアもすることが出来ると考えられます。
その点では、医療脱毛と比較しても「顔脱毛」をするのに適しているといえます。

産毛などの細い毛にも、レーザーより適しており、痛みがないので顔脱毛に向いているのです。

光脱毛IPLの脱毛効果

光脱毛IPLの脱毛効果についても知っておきましょう。
光脱毛IPLはレーザーに比べるとパワーが弱いので、どうしても脱毛効果を得るまでには長い月日を要します。
部位にもよりますが、2、3ヵ月に1回照射を受けても2年近くかかるのが普通です。

毛の生え変わるサイクルである毛周期にピタリとあって照射を受けることができれば、2週間ほど経過した時点で見えていたムダ毛は抜け落ちていきます。

そして次のムダ毛グループが生えてきた段階で、再度照射を行うことで徐々にムダ毛を薄くしていくという仕組みです。
これが繰り返されると、生えてくるムダ毛は段々と細くなっていくので、自己処理もとても楽になります。

しかし、光脱毛IPLの脱毛はあくまで「毛が生えにくくなるもの」として考えられています。
これは毛母細胞を刺激することはできても、破壊して二度とムダ毛が生えないようにすることはできないからです。

毛母細胞の破壊は法律でも医療行為とされており、現段階では医療脱毛であるクリニックのレーザー脱毛でのみ認められています。

光脱毛IPLの脱毛でも十分な効果を実感する人が多いのですが、数年たってからチラホラとまたムダ毛が生えてくることもあります。
光脱毛は手軽で、安く施術が受けられ、店舗数の多い大手も沢山あるので通いやすいというメリットがあります。

クリニックの医療脱毛（レーザーの仕組み）

光脱毛と比較して明らかに違うのは、そのレーザーの威力、すなわち光の出力です。
高い出力のマシンを使用することから、医師の常駐が義務付けられています。

万が一の皮膚トラブルなどにも速やかに対応してもらえるのも最大のメリットといえます。

医療脱毛で使用されているレーザーは、アレキサンドライトレーザーもしくはダイオードレーザーであることがほとんどです。
最近ではクリニック特有のレーザー脱毛器を打ち出しているところもあり、これからますます進化していくと考えられます。

レジーナクリニックでは、「GentleLase Pro（ジェントルレーズプロ）」とう厚生労働省おすみつきのレーザーマシンが使用されています。
※このレーザーは産毛にも効果を発揮しやすい仕組みをもつ、皮膚冷却装置も内臓されているニューマシン。
レーザー照射した後の冷却が必要ありません。

レーザー脱毛の仕組みは、毛根にあるメラニンに反応してムダ毛を生やす毛母細胞の組織を破壊することで脱毛効果を生んでいます。
メラニンの黒い色素に反応するという点では光脱毛と共通していますが、しっかりと毛母細胞を破壊するのが最大の違いです。

特徴としては、産毛のような細い毛にはメラニンが少ないため作用しにくいというところ。
反して、ムダ毛が太くて密集しているような部位の方が効果を得やすいです。

そのため脇やデリケートゾーン以外には、他のレーザー脱毛器を用いるサロンもあるようです。

色素が濃い部位にはレーザーは向かない

レーザー脱毛の注意点としてあげられるのが、色素の濃い部位での照射です。
例えば乳輪、肛門付近などは色が濃いためレーザー脱毛には向きません。
皮膚の色が元から濃く、メラニンが豊富な部位にはニードル脱毛を施すのが一番です。

また、ホクロやアザや濃いシミがある部位にもレーザーは照射できないことがあります。
事前のカウンセリングでしっかりと診ておいてもらうようにしましょう。

レーザー脱毛でホクロ、シミ治療も可能？

ただし、脱毛に使用されるレーザーで実際にシミやホクロの除去を行っているクリニックもあるのです。
そのため、実際にレーザーを照射することで綺麗にアザやシミ、ホクロがなくなる、というケースもあります。

いずれにしてもレーザー脱毛は医療行為です。
各自の肌の状態やムダ毛の質によっても判断が異なるため事前のカウンセリング、診察をしっかりと受けてください。

光脱毛、レーザー脱毛のメリット、デメリット

双方の脱毛を一言で説明すると

・光脱毛・・・いくつかの波長を含んだ光を広い範囲に照射

・レーザー脱毛・・・単一の波長で集中的に熱を集めてターゲットを照射

となります。

1.脱毛にかかるコスト→脱毛サロン

コストで考えると、光脱毛の方が断然リーズナブル。

大手の脱毛サロンでは、お得なキャンペーンを行うところも多く、驚くような価格で脱毛を受けることが可能になっています。
たとえば業界最大手のミュゼなら、脇脱毛は常にもっともお得な価格で脱毛することができます。

これはミュゼならではの仕組みであり、大手ならではのサービスといえます。
※ミュゼのキャンペーンは随時変更があるので公式サイトでチェックしてください。

2.脱毛効果→医療脱毛（レーザー）

脱毛の効果で考えるなら、産毛は光脱毛、濃い部位のムダ毛にはレーザー脱毛に軍配が上がります。

しかしながら、永久的な脱毛を目指すのならやはりレーザー脱毛がおすすめ。
光脱毛の仕組みとはちがい、確実に毛母細胞を破壊するためほぼ再びムダ毛が生えてくることはありません。

3.脱毛に通う期間→医療脱毛（レーザー）

脱毛に要する期間は圧倒的にレーザー脱毛が短くすみます。
これは毛母細胞を破壊するという仕組みプラス、その照射のパワーが強いから。

短期間で脱毛を完了したい、という人にもレーザーがおすすめといえます。

光脱毛、レーザー脱毛どっちがおすすめ

光脱毛とレーザー脱毛の仕組み、特徴についてまとめてきましたが、結局どちらがいいのかわからないという人もいるでしょう。

脱毛は、あくまでコスト面、かかる期間で判断するなら

・お金をかけたくない
・長い期間通ってもいい

と思う人は脱毛サロンへ、そして

・出費はかさんでも永久脱毛したい
・短期間で脱毛を完了したい

という人は医療脱毛（レーザー）を受けるとよいでしょう。

脱毛効果については、個人差があるので一概にはいえませんが、光脱毛でも元と同じように再びムダ毛が生えることはそうそうありません。

私は脇を光脱毛で脱毛していますが、3年目に数本生えてくるようになってしまいました。
しかし、数本。

しかも元の毛よりも細いので処理もしやすく、あまり気になりません。
そのため一番見るべくポイントは、かかるコストと期間のような気がしています。

私は脇を光脱毛した後に、全身脱毛を医療脱毛で通うことにしました。
コースとしてはミュゼで脇脱毛、アリシアクリニックで全身脱毛です。

脇は数本なので、カウンセリング時にも数回で終了する、と言われました。
気になる痛みについては、光脱毛の方が痛くありませんが、レーザーも塗る麻酔などを使用してくれるので私はさほど気になっていません。

医療脱毛で全身脱毛を、と決意したのは、VIOを永久脱毛したかったから。
上でも説明したように、医療脱毛のレーザーの仕組みは太くて濃い毛にほど適しています。

光脱毛で長らく通うよりも、今回はレーザーでしっかりと脱毛したいと思って決めました。

脱毛の仕組みまとめ

脱毛の仕組みは光もレーザーも黒いメラニン色素に反応します。
違いはその光のパワー。

そして毛周期の成長期に照射することで脱毛効果を発揮することは同じです。

早く終わらせたいと思ってしまいがちですが、こればかりはどうにもなりません・・・。
脱毛しようと思ったら根気よく通うことが大切。
絶対途中で通うのをやめたりしてはいけません。

私の周りにも自己判断で、もう生えてこないからいいかな～と自分で通うのをやめたコがいます。

結果しばらくするとムダ毛に悩まされ、大後悔。
しっかりと脱毛の仕組みと毛周期の関係を理解していればこうはならなかったはず。
きちんと完了、と言われてはじめて脱毛サロン通いを終了しましょう。