医療脱毛は美容脱毛と比較すると脱毛効果が高いため、医療脱毛を受けたいと考える人が多くなっています。
しかし、医療脱毛というとハードルが高いとイメージを持つ人も少なくないでしょう。
また、興味はあるけれども医療脱毛のデメリットが気になっている人もいるはずです。
今回は、医療脱毛のデメリットにはどのようなものがあるのか、なぜそのようなデメリットが表れるのか、詳しく解説していきましょう。
目次
医療脱毛を選ぶ人が多い理由
医療脱毛は、美容脱毛よりも脱毛効果が高いことから、選ぶ人が多くなっています。
まずは、なぜ医療脱毛が選ばれるのかを詳しく見ていきましょう。
医療脱毛には、毛が生えてくる原因にだけ反応するので肌にダメージを与えない、少ない回数でも照射出力の高い医療用レーザーのおかげで脱毛効果を得られるといったメリットがあります。
そのため、医療脱毛を選ぶ人が多くなっているのです。
脱毛のために自己処理をしている人も少なくありませんが、自己処理では肌へのダメージが大きくなってしまう可能性も。
適切な脱毛を行い、綺麗にムダ毛をなくすためには、肌へのダメージを与えないような脱毛方法を選ぶ必要があると言えます。
また、毛周期に合わせた脱毛を行わなければ意味がなくなってしまうので、専門的な知識を持つ人に相談しながら行った方が効果を感じられるため、自己処理で済ませるよりも脱毛クリニックなどに通った方が良いと言えるでしょう。
医療脱毛の4つのデメリットとは?
医療脱毛には前述したようなメリットがあるため、魅力的だと感じる人が多くいます。
しかし、メリットがあるということはデメリットもあるということです。
続いては、医療脱毛のデメリットについて見ていきましょう。
赤みやヒリヒリ感が出てしまう場合がある
医療脱毛は、レーザー照射をすることで脱毛していきます。
レーザー照射された部分は軽度の熱傷状態になってしまため、赤みやヒリヒリ感が出てしまう可能性もないとはいえません。
また、毛穴にかさぶたができてしまう場合もあり、気になってしまうかもしれません。
しかしこれらは、正常な反応なので心配しなくても大丈夫です。
肌が乾燥している状態だと、どうしても赤みやヒリヒリ感が出やすくなってしまいます。
そのため、施術後はしっかりと保湿ケアをするようにしましょう。
そうすることで赤みやヒリヒリ感を軽減したり、防いだりできる可能性が高まります。
ムダ毛がまた生えてしまう
毛を作り出す元となっている毛乳頭を破壊する行為は医療行為だと日本では定められていて、医師が在籍しているクリニックでしか行うことができません。
エステサロンでは、毛乳頭を破壊せずに減毛できる光を照射して脱毛しています。
それに対してクリニックでは毛乳頭を破壊できる医療レーザーで永久脱毛を行うことができますが、100%毛乳頭を破壊できているわけではないのです。
したがって、美容脱毛よりも医療脱毛の方がムダ毛が少ない期間を長く維持できると考えておくべきだと言えるでしょう。
医療脱毛であればほぼ100%に近い割合で脱毛ができるため、少しでもムダ毛を減らしたいのであれば、医療脱毛をおすすめします。
施術の時間が長くかかってしまう
医療脱毛を検討している人の中には、全身脱毛を行いたいという人もいるでしょう。
しかし、全身脱毛を行うのであれば1回の施術で1時間~2時間程度の時間がかかってしまいます。
これはサロンやクリニック、毛の量や部位によっても変わってきますが、多くの場合このくらいの時間がかかるという目安になります。
光脱毛を行っているエステサロンの場合は、通う回数も多くなってしまうためだんだんと通うのが苦痛になってしまう可能性も考えられるでしょう。
ただし、医療脱毛は光脱毛よりも大きな効果を発揮してくれます。
そのため、1回の施術時間には大差がなかったとしても、通う回数が少なくなるので、デメリットだと感じにくくなるのです。
高額な費用がかかってしまう
脱毛というと、高額な費用がかかってしまうイメージを持つ人も少なくありません。
また、部分脱毛はキャンペーンなどを活用するとかなりリーズナブルな価格で済ませることもできるため、全身脱毛はかなり高額だと感じてしまう人もいます。
しかし、納得できる結果が得られなければコースを追加しなければいけないので、結果的に高くなってしまう可能性もあるでしょう。
それなら始めから高い効果が期待できる医療脱毛を選ぶべきです。
高額な費用がかかってしまう場合であっても、医療ローンを利用すれば分割での支払いが可能になるため、負担はそこまで大きくならないでしょう。
医療脱毛のデメリットには、このようなものが挙げられます。
これらのデメリットだけを見てしまうと医療脱毛の魅力を感じにくくなってしまうかもしれません。
しかし、エステサロンなどで受けられる光脱毛と比べてみると、効果を実感しやすく、医療ローンを利用すれば支払いの負担を軽減することができます。
そのため、デメリットをメリットへと転換することも可能だと言えるのです。
医療脱毛は医師免許がなければ施術ができない
美容クリニックで行われている脱毛方法の中には、医療レーザー脱毛と絶縁針電気脱毛というものもありますが、これらは医療行為に当たります。
エステサロンでは光脱毛を採用しているケースが多く、光脱毛と医療脱毛は毛の成長を抑えるという点は共通しいますが、医療脱毛で行う脱毛機器の方が照射するエネルギーが大きくなっています。
そのため、医師が在籍する医療機関でなければ施術できないのです。
光脱毛よりも強いエネルギーを医療脱毛では照射するため、様々なトラブルが発生してしまうリスクが高いことも事実です。
しかし、医師が在籍している医療機関であれば、適切な処置を行えるので安心して施術を受けられます。
このようなことを踏まえて考えてみると、様々なデメリットもあるように感じる医療脱毛ですが、万が一の時に適切な処置を受けられるなど医療脱毛ならではのメリットもあることから、美容クリニックの医療脱毛の方がおすすめだと言えるでしょう。
医療脱毛は、効果の高さから選ばれることが多くなっている脱毛方法です。
しかし、赤みやヒリヒリ感が出てしまう、ムダ毛がまた生えてしまう、施術の時間が長くかかってしまう、高額な費用がかかってしまうといった点をデメリットだと感じてしまう人もいます。
もちろんこれらは医療脱毛のデメリットになってしまう点ではありますが、今回ご紹介したようにメリットへと転換することも可能です。
医療脱毛は医師が在籍しているクリニックでしか受けることができないため、万が一の時に適切な処置をしてもらえるというメリットもあります。
このことから、脱毛をするのであればより安心感の大きい医療脱毛を選びましょう。