脱毛施術の中でも定番・人気の部位は「脇脱毛」です。
脇脱毛によって自己処理の時間も減りますし、袖が短い服を着ても躊躇なく腕を上げることができます。
メリットが多い脇脱毛ですが、デメリットに感じてしまうことはあるのでしょうか?
今回は脇脱毛のデメリットについてご紹介しましょう。
目次
脇脱毛で感じやすいデメリットとは?
脇脱毛を行ったことでデメリットだと感じる部分がいくつかあります。
どのようなデメリットがあるのでしょうか?
お金が掛かる
一番デメリットに感じやすいのは、お金が掛かるという点です。
脱毛を行う場合、1回の施術では効果が期待できないため、最低でも1年間は通い続けなくてはなりません。
もし費用面が気になるという方は、無料カウンセリングの際に料金のシミュレーションをしてもらうと、具体的にどれだけの費用が掛かるのかが分かるのでおすすめです。
長期間通い続ける必要がある
脱毛が完了するまでには何回も施術を行う必要があります。
しかも、毛周期に併せて2~3ヶ月に1回の頻度でしか施術ができないため、1年間でも5~6回程度しか施術を受けられないことになります。
脱毛サロンの中には1ヶ月に1回、2週間に1回と高頻度で脇脱毛を提供しているところもありますが、このような場合は肌への負担を少しでも軽減するために低威力で行われている可能性が高いです。
そのため、結局は長期間通い続けなくてはならない状態になってしまいます。
脱毛を断られてしまう場合がある
脇脱毛をしたくても条件によっては施術を断られてしまう場合があります。
どのような条件で断られてしまうのかというと、例えば妊娠・授乳期や生理期間中はホルモンバランスが乱れているため、肌がデリケートな状態であり脇脱毛によって肌荒れを引き起こす場合があります。
さらに、脱毛は主にメラニン色素に反応する特殊な光を照射してダメージを与えているため、日焼けや傷があると断られてしまいます。
毛抜き処理ができない
脇脱毛を行う場合、毛を剃ってから行うのですが、毛を抜いてしまうとダメージが与えられず、その部分だけ再び毛が生えてきてしまいます。
いつもは毛抜き処理をしている場合でも、脱毛中になると毛を剃って処理しなくてはなりません。
毛抜き処理なら生えるまでに時間が掛かりますが、剃るとすぐに生えやすいため、処理の頻度も一時的に上がってしまうでしょう。
施術では痛みを感じる
脱毛は毛にダメージを与え、徐々に生えてこないようにしていく施術です。
ダメージを与えるということは、毛だけでなく肌にも少なからず影響が出てしまう場合があります。
一人ひとり痛みの感じやすさが異なるので、脇脱毛を行う前にお試しで照射し、痛みの程度をあらかじめ知っておくと良いでしょう。
脇脱毛を行っても再び生えてくる
脱毛すれば二度と毛が生えてこないと思っている方は多いですが、実は脱毛しても毛は再び生えてきてしまいます。
生えにくくはなるため、自己処理の頻度は確実に減少するものの、気付くと脇に1、2本生えてきていたというケースもあるでしょう。
できるだけ生えにくくするなら、脱毛サロンで提供される光脱毛よりもクリニックで提供されるレーザー脱毛を選んでみてはいかがでしょうか?
レーザー脱毛は集中的に強い光を照射することで、永久脱毛に近い効果が得られます。
光脱毛は痛みが少ない分、広い範囲で照射されるため脱毛効果も減少してしまうのです。
なるべく再び生えてくることを避けたい場合は、クリニックのレーザー脱毛を選んでみましょう。
脇汗がひどくなったと感じやすい
脇脱毛を行うと脇汗の量が増えるという噂を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
脇汗がひどくなったと感じてしまう原因は、脇毛がなくなったことで毛穴から直接肌へ汗が垂れてしまうためです。
実際は脇脱毛によって汗の量が変化することはありません。
ワキガへの不安を感じやすい
脇汗の量が増えたと錯覚した時の弊害として、汗の量が増えたことでワキガになってしまうのではないかという不安を感じやすくなります。
ただ、先程もご紹介したように脇脱毛で汗の量は変化せず、ただ肌に直接汗が付着してしまうため増えたように感じているだけです。
そのため、脇脱毛をしたことでワキガになるわけではありません。
むしろ、脇毛があると菌が繁殖しやすく、そこからニオイが強まってしまう場合があります。
清潔な状態を保ちやすくなるため、ワキガが不安な方は脇脱毛を行った方が良いでしょう。
黒ずみは改善されない?
脇脱毛を行うことで肌の黒ずみも改善できるのではないかと期待されている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、脇脱毛を行ってもすぐに黒ずみが改善されるわけではありません。
肌の黒ずみというのは自己処理や摩擦によって肌にダメージが加わり、肌を守ろうとメラニン色素が集まって黒ずみが生まれます。
脇脱毛ではあくまでも毛の濃い色素に反応してダメージを与えているだけで、メラニン色素を破壊してくれるわけではないのです。
例えば、脇脱毛を行うことで自己処理の頻度が大きく減少します。自己処理が減少すればカミソリや毛抜きなどで肌が傷付く心配もなく、黒ずみの発生を抑えられるのです。
既に黒ずみを起こしている方でも、徐々に解消していくというケースはとても多いのです。
デメリットを解消するためのポイント
脇脱毛のデメリットをいくつかご紹介してきましたが、これらのデメリットを解消するためのポイントがあります。
どのようなポイントを押さえておけば、満足のいく脇脱毛が行えるのでしょうか?
脇のケアを怠らない
脇が日焼けをしていたり、色素沈着が発生したりしていると脱毛を断られてしまう可能性があります。
せっかく脇脱毛をしようと思ったのに断られてしまっては意味がありません。
脱毛前から脇のケアを怠らないようにしていきましょう。
また、日焼け止めもしつつ日傘を用意しておくと安心です。
脇のケアは何も紫外線対策だけではありません。
もしも既にできてしまった黒ずみが気になるなら、ピーリングを行ってみましょう。
ピーリングは肌のターンオーバーがうまく行かず、いつまでも残っている角質層を取り除くために行います。
ターンオーバーを促すため、黒ずみの改善に効果的です。
頻繁に使用することはできませんが、定期的にピーリングを行って黒ずみを解消しましょう。
また、肌の乾燥もターンオーバーが乱れてしまう要因となってしまうので、脇の保湿ケアも行っておくと良いでしょう。
費用対効果で脇脱毛を行う場所を選ぶ
脇脱毛を行うなら、できるだけ安い費用で期間もあまり長引かないところが良いと考える人は多いでしょう。
そういった場合は候補をいくつか出し、費用対効果で脇脱毛を行う場所を決めてみてください。
注意点は、費用や効果のみで考えないことです。
費用だけで選んでしまうと、効果が今ひとつで結局長引いてしまったり、効果だけで選んでしまうと高額な費用を支払っていかなくてはならないため、途中で脱毛を辞めてしまう可能性があります。
そのため、脇脱毛をどこで行うかは費用対効果を見ながら選ぶようにしましょう。
今回ご紹介してきたように、脇脱毛を行うとデメリットに感じてしまう部分があります。
しかし、噂に過ぎないものや解消できるポイントを押さえておけばメリットの多い施術になるのです。
脱毛施術の中でも脇は比較的脱毛しやすい部分であり、多くのサロンやクリニックではお得な料金で脇脱毛を提供しているケースが多いです。
その中からどのサロンやクリニックを選ぶかは、費用対効果などを見ながら比較していくと良いでしょう。
自分が通いやすく、施術後は晴れやかな気分になれる脱毛サロンやクリニックなら通い続けてもストレスに感じることはありません。
ぜひ自分に合う脱毛サロンやクリニックを見つけてみましょう。