脱毛で黒ずみが解消する?
脱毛したら黒ずみができた?
脱毛と肌の色素沈着である黒ずみについて、疑問を持つ方は多いようです。
脱毛は黒ずみを解消するのか、それとも黒ずみを作ってしまうのか。
この記事では、脱毛と肌の色素沈着について解説します。
目次
肌の黒ずみ、色素沈着ができる原因
結論から言えば、脱毛することによって黒ずみが解消するということは大いにあります。
それは、黒ずみ、色素沈着ができる原因が大きく関わっています。
肌の黒ずみは、メラニンによる色素沈着です。
黒ずみに悩む人の多い脇や顔、首元、肘や膝など部位は異なっても、全ての黒ずみができるメカニズムには共通点があります。
肌は、外部刺激を受けることでメラノサイトへ信号が送られ「メラニン色素」を生成します。
メラニン色素といえば、日焼けの原因となったり、シミの元となることでも知られていますよね。
メラニンは、黒ずみをもたらす厄介なものであるという印象が強いのですが、実際には肌を黒ずませ、ぶ厚くすることで、肌自身を守る自己防衛本能なのです。
メラニンは、外部刺激を吸収することで肌自身を守り、更なる外部刺激から肌をガードする役割を担っています。
何らかの原因で刺激を受けた肌は、メラニン色素をたっぷり蓄えた古い角質を肌の表面に長くにわたって留まらせます。
これが黒ずみのできるメカニズムです。
黒ずみが出来やすい部位と原因
体の中でも、黒ずみが出来やすい部位とそうでない部位があります。
黒ずみが出来やすい部位や原因についても触れておきましょう。
1.脇の下
脇はとても皮膚が薄い部位です。
また、汗をかきやすく、汗の蒸発とともに肌の大切な水分までをも奪われるため、とても乾燥しやすいという特徴があります。
その上、脇の下にはムダ毛が生えてしまうため、日々のムダ毛処理により大きな刺激やダメージが与えられる部位でもあります。
カミソリや毛抜きでの自己処理は、大きな肌ダメージを与える行為。
尚且つ、ムダ毛処理後にしっかりと保湿ケアをしておかなければ、肌はダメージを感じとりメラニンを多く生成しはじめます。
2.デリケートゾーン
悩みの大小は別としても、大半の女性にはデリケートゾーンの黒ずみが見られるものです。
もともとデリケートゾーンはメラニン生成が活発に行われる部位。
そして、日々下着などで摩擦が起きやすく、生理によるムレ、デリケートゾーンのムダ毛処理など、外部刺激を受けやすく炎症を起こしやすくなっています。
これらの摩擦や刺激はすべて黒ずみの原因になってしまいます。
3.肘、ヒザ
肘やヒザも、黒ずみを起こしやすい部位です。
いずれも皮脂腺や汗腺が少ないので乾燥しやすく、部位の経常的に衣類による摩擦や外的刺激を受けやすい場所であることも原因です。
いずれの部位も外部刺激を受け、ダメージを感じやすい部位であるのが特徴です。
そしてムダ毛処理による刺激はとても大きく、黒ずみの原因の代表ともいえます。
黒ずみを解消したいと考えるなら、負担の大きいムダ毛の自己処理はやめて脱毛してしまう方が肌にはずっと効果的です。
脱毛に通いだすと、徐々にムダ毛の自己処理の回数は減るので、肌への負担も少なくなります。
そしてしっかりと保湿ケアを繰り返せば、正常なターンオーバーが促され、黒ずみを起こした肌も自然と解消していくのです。
黒ずみを起こしていると脱毛が受けられない?
黒ずみを起こした肌や、真っ黒に日焼けした肌は、脱毛施術を受けられないとされてきました。
これは脱毛に使用される光のメカニズムに大きく関わりがあります。
脱毛の光は、ムダ毛の黒い色素であるメラニンに反応し、ダメージを与えることでムダ毛を生えにくくします。
そのため、肌自体が黒ずんでいたり、黒く日焼けしてしまっていると、肌の細胞にも同様のダメージを与えることが懸念されていたのです。
しかしながら最近の脱毛マシンは、性能が高くなっていますから、黒ずみや日焼けで脱毛ができないという心配は少なくなってきています。
例えば黒ずみを起こしたり、日焼けしている肌であっても、脱毛マシンの光の出力を下げることで対応することも可能になっています。
そして、黒ずみ解消ケアを促すゲルを使用したり、美白効果を促す光によっての脱毛を行うサロンやクリニックも出てきています。
そのため黒い肌でも脱毛でき、黒ずみを解消しながら肌の状態を改善していくこともできるようになったのです。
脱毛に通うと黒ずみができる?
脱毛に通ったら脇が黒ずんでしまった、という人は少なくないようです。
しかしこれは脱毛したから黒ずみができた、というわけではありません。
脱毛したことによってムダ毛がなくなるため、それまで隠れていた黒ずみに気が付く場合や、脱毛施術後のデリケートな状態の肌をしっかりとケアしなかったことに原因があります。
そもそも脱毛の光は、美肌効果があるとされており、肌ダメージを与え黒ずみを起こすものではありません。
しかしながら、脱毛施術は肌への刺激となる行為のため、施術後はきちんとクールダウンし、保湿ケアを行うことが必要なのです。
脱毛すると黒ずみが出来るというのは、ケアを怠らなければ心配することはありません。
黒ずみ解消が期待できる脱毛サロン
脱毛サロンで多く使用されている「IPL脱毛」をご存知でしょうか?
IPL脱毛は、インテンス・パルス・ライトという光を使った脱毛方法になります。
このIPL脱毛の光は、脱毛効果だけでなく肌細胞の活性化にも効果があると言われており、美肌ケアとしても有効であることがわかっています。
エステサロンなどでは同じIPLによる光を使用して、フォトフェイシャルやリフトアップの施術も行われているほど。
肌に優しく、低刺激なので、既にできている黒ずみを悪化させてしまうということもありません。
ムダ毛をしっかりと脱毛しながら、尚且つ美肌ケアをも勧めることができ、正常なターンオーバーを促す効果にも期待が持てるので、黒ずみ解消にはうってつけの脱毛マシンと言えます。
キレイモでは、更に美白ケアを重要視した「プレミアム美肌脱毛」を行っています。
この美肌脱毛には、美白効果の高いアルブチン、ビタミンC誘導体、プラセンタなどの成分が配合されたローションが使用されています。
※キレイモ公式サイトをチェック
美白効果の高いローションを塗ってから脱毛することで、更に美白ケア、美肌ケアを高めます。
黒ずみが気になっている方で脱毛サロンでの施術を考えている方は、キレイモがおすすめ。
しっかりとした美白ケアと、ムダ毛の自己処理が少なくなっていくことで、脱毛に通うたびに黒ずみが解消していくのを感じられるはずです。
黒ずみ解消が期待できる医療脱毛
医療脱毛では、今までのようにメラニンに反応するレーザーではなく、ムダ毛の発毛因子をつくるバルジに直接アプローチする脱毛マシンも出てきています。
例を挙げるなら、レジーナクリニックで使用されているソプラノアイス・プラチナムや、アリシアクリニックで使用されているメディオスターNeXT PROなどの脱毛マシンがそれにあたります。
バルジにアプローチすることは、ムダ毛の発毛自体を抑制する事が可能になるため、脱毛効果はとても高くなっています。
その上、黒い色素であるメラニンに反応するわけではありませんから、黒ずみや色素沈着、日焼けなどの黒い肌の人でも心配いりません。
しかも、バルジにアプローチするようになったことで、従来ダメージを与えていた毛根よりもずっと皮膚の浅い領域にダメージを与えるため、脱毛レーザーの温度も低くなりました。
これも肌への負担の軽減につながり、低刺激での医療脱毛を可能にしています。
医療脱毛といえば、痛みが強いというイメージでしたが、このタイプのレーザー脱毛は痛みが少ないことでも人気を集めています。
その上、脱毛の施術にかかる時間もおお幅に短縮され、通常と比べると1/3程度で完了します。
黒ずみ解消は脱毛だけに頼らない
脱毛に通うことで外部刺激が軽減され、肌の状態がよくなり黒ずみは解消していくでしょう。
でも、脱毛サロンやクリニックに全てを依存していてはいけません。
黒ずみ解消には、日々の継続的なケアが必須。
部位ごとにおすすめの黒ずみ解消をまとめていきますので、参考にしてみてください。
1.脇の黒ずみ
脇の黒ずみ解消に、脱毛はとても効果的です。
日々の自己処理は、メラニンを作り出す行為そのものと言っても過言ではありません。
毛抜きはとくに注意が必要で、埋没毛になったり毛穴が炎症を起こしたり、脇の皮膚が鳥肌状になったりと、百害あって一利なしです。
脱毛に通いだすと、電気シェーバーによるムダ毛処理を促されることと思います。
電気シェーバーは、最も肌に負担をかけない自己処理方法ですから、きちんと指示を守りましょう。
毛抜きで抜いてしまうと、脱毛効果を得にくくなる(特に脱毛サロン、医療脱毛のメラニンに反応する脱毛マシンの場合)ので、絶対にやめておいてください。
脱毛に通いながらも、朝晩しっかりと脇を保湿ケアするようにしてください。
美白効果や抗炎症作用が配合された、脇の黒ずみ解消を目的とした専用クリームなどを使うとよいでしょう。
2.デリケートゾーンの黒ずみ
デリケートゾーンも脇同様に皮膚がとても薄いため、もともととても刺激に弱い特性があります。
また、デリケードゾーンの黒ずみは、ホルモンバランスの乱れによってもできることがあるため、解消ケアにも注意が必要です。
生活習慣の乱れや、ストレス、乱れた食生活によってホルモンバランスが乱れるとデリケートゾーンが黒ずみを起こす原因にもなります。
デリケートゾーンの黒ずみ解消は、保湿ケアから始めましょう。
どうしても下着によって摩擦を受けてしまう部位なので、乾燥は絶対に避けるようにしてください。
また、ニオイを気にしてこすり洗いをするなど、「洗いすぎ」にも注意が必要です。
ナイロンタワシなどは決して使用せずに、やさしく洗うように心がけましょう。
保湿ケアだけでは、デリケートゾーンの黒ずみ解消ができなそう・・・
という場合には、脱毛しつつ、デリケートゾーン専用の美白クリームでケアしてみるのもいいでしょう。
脇もデリケートゾーンも特性に合わせて黒ずみ解消ケア用品が作られていますから、きちんと目的用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
3.肘、ヒザの黒ずみ
肘やヒザはほとんどムダ毛が生えないので、脱毛と直接的にはかかわりがないかもしれません。
しかしながら、この部位の黒ずみも原因となるのは乾燥と外部刺激。
しっかりと保湿をすることで、肌のバリア機能が高まり外部刺激に強くなるので、日々しっかりと保湿ケアをするようにしましょう。
4.番外編:ニキビ跡&アトピー肌など
ニキビ跡の色素沈着や黒ずみには、ビタミンC誘導体やプラセンタが効果的です。
顔にニキビ跡の黒ずみが出来てしまった、という場合にもターンオーバーを促す成分が含まれている化粧水などでケアするようにしましょう。
アトピー肌の人は、黒ずみが出来やすいという特徴があり、中には塗り薬であるステロイドの反応だと勘違いしている人もいます。
本当は、アトピー肌の黒ずみも原因は乾燥と刺激の繰り返し。
しっかりと保湿ケアをしてバリア機能を高めれば、アトピー肌の黒ずみも解消することができます。
実際に脇脱毛で黒ずみ解消!
ここからは、実際に脱毛によって脇の黒ずみが解消した例を、写真掲載とともに紹介していきます。
まずは、黒ずみ解消のビフォーアフター写真をご覧ください。
※写真は当サイト運営スタッフのひとり、33歳女性の物です。
脱毛完了後、ここまで脇の黒ずみが解消しています。
通っていたのはレジーナクリニックの全身脱毛です。
ビフォーの写真のムダ毛が若干伸びているのは、黒ずみが悪化していたのでムダ毛処理を休み、脱毛施術先日に電気シェーバーでムダ毛処理、というルールに変更していたからです。
脱毛に通い出してからは脇の黒ずみ解消クリームで朝晩2回の保湿ケアを継続していました。
使用していたのはこちらのクリーム。
この黒ずみ解消クリームは、脇だけでなく全身に使用することが可能なのでおすすめです。
脱毛することと、ムダ毛処理がなくなっていったこと、そして毎日の保湿ケアによって黒ずみを起こしていた肌もここまで解消していくことが明らかになりました。
脱毛すると、本当に黒ずみが解消できるのです。
レジーナクリニックに通うようになり、デリケートゾーンの黒ずみも大分改善されてきています。
体感では、脇の黒ずみ解消の方が短期ですすむ印象です。
脱毛で黒ずみが解消する?まとめ
体の黒ずみになやんだら、まずはムダ毛状況を見直してみることをおすすめします。
そして、現代の進化した高性能の脱毛マシンで、美肌ケアをしながら脱毛を進めていきましょう。
ムダ毛がなくなることで、毛穴もどんどん引き締まっていきますから、肌の手触りも激減しますよ。
そして、肌の大敵乾燥は日々の保湿ケアで徹底的に予防してください。
乾燥肌は、外部刺激に弱くなり、メラニンを作り出しやすくするもの。
しっかりとした保湿成分が配合された製品を見極めることも、黒ずみ解消には欠かせないポイントです。