剃っても抜いても何度でも生えてくるむだ毛と戦うのは本当に面倒だと感じることでしょう。
何回も自己処理を行っていると面倒だけではなく肌へのダメージも気になります。
どんどん美から遠ざかってしまうのであれば脱毛することをおすすめします。
脱毛には様々な種類があります。
医療脱毛に美容脱毛、さらには永久脱毛など、様々なある脱毛にはどのような違いがあるのでしょうか?
ここでは脱毛の種類をご紹介していきながら、施術受ける前の注意点も解説していきます。
脱毛の種類を詳しく!
脱毛には大きく分けて2つの脱毛があり医療脱毛と美容脱毛に分かれています。
医療脱毛
医療脱毛とは一般的にレーザーを当てて施術していく脱毛で、毛の黒い色素であるメラニンにレーザーを照射し、それによる熱で毛を作り出す組織を破壊していきます。
医療脱毛は医療従事者を備えたクリニックやサロンで受けることが可能です。
◆施術回数
5~8回程度
◆期間
約5ヵ月~2年
◆費用
・全身
30万円~35万円程度
・脇
6,000円~2万円程度
・VIO
5万円~10万円程度
気になる痛みですが、医療脱毛は高い脱毛効果は得られるもののレーザーの照射パワーが強く痛みは強い傾向にあり、施術中痛みを感じることが多いです。
医師の診察も行うので安心感も得られ、さらには万一起きた肌トラブルに関しては薬を処方してもらえるので、それ相応の費用を出す価値はあると言えます。
美容脱毛
一方美容脱毛はフラッシュ脱毛や光脱毛とも呼ばれており、身体に害のない可視光線を使って脱毛のお手入れをしていきます。
医療脱毛のレーザーよりも弱い力で脱毛を行っていき、毛を生やす組織を破壊するというよりもライトの照射にて毛根にダメージを与えて弱らすといったやり方です。
何度も繰り返し毛根にダメージを与えることで毛を生えにくくするさせるので、施術回数は医療脱毛に比べて多くなります。
医療脱毛よりも2~3倍の施術回数が必要になってきてしまうのです。
また毛が濃い人や毛量多い人となればなおのこと回数は増えてしまう傾向にあります。
美容脱毛が行える場所はエステサロンとなっており、エステティシャンに施術してもらえます。
◆施術回数
12~18回程度
◆期間
約3年~4年半
◆費用
・全身
20万円~30万円程度
・脇
300円~3万5,000円程度
・VIO
8万円~12万円程度
全身脱毛は医療脱毛に比べると安くはなりますが、部分的に行うのは医療脱毛の方が安くなる場合もあるのです。
とはいえ、費用に関しては受けるクリニックによっても大きく違いので、色んなクリニックをよく比較して選ぶことがおすすめです。
そして痛みに関しては美容脱毛になると弱く感じられます。
強い痛みは感じにくくなっているので脱毛の痛みが怖いという方は、美容脱毛の方がおすすめです。
このように全身脱毛に関しては医療脱毛よりも安い費用で受けられるようになっていますが、場合によっては費用は高くなり、万一の時のトラブルを早急に解決できないのが美容脱毛のデメリットにはなっています。
しかしながら痛みが弱いといった点は魅力的で、医療脱毛よりも肌トラブルが起きにくいのも特徴です。
始めて脱毛を行うという人にはまずはお試しとして美容脱毛が良いでしょう。
どっちも永久脱毛なの?
先ほどの説明では医療脱毛は永久的に毛を生えなくさせる施術、永久脱毛が可能だと言いましたが、気になる美容脱毛はどうなのでしょうか?
医療脱毛は良いことだらけ
医療脱毛は少々高いように思われがちですが永久脱毛したい方にとっては1回あたりの費用を抑えられるような施術になっています。
しかしやはり痛みの問題を恐れて医療脱毛にチャレンジする人は少ないです。
ただ医療脱毛では麻酔クリームを使用することもできるので、痛みに敏感な方でも問題なく施術受けられるクリニックやサロンが増えてきています。
施術後に肌トラブルが起きてしまったという場合でも医療脱毛が行えるクリニックやサロンでは炎症を抑える薬を処方してもらえる他、適切なアフターケアも行ってくるので安心感は美容脱毛以上です。
医師による適切な処置を受けながら脱毛を進められるので、一般的には美容脱毛よりも医療脱毛の方が優れており、おすすめできます。
脱毛を行う際の注意点
いざ脱毛を受けようと思っていても残念ながら施術を受けられないという人もいます。
それは以下のようなことに該当してしまうからです。
日焼けしている
日焼けしている部分というのは紫外線のダメージにより赤く火照り乾燥もしている状態です。
これはいわばやけどしている状態と同じで、そんな肌にさらにダメージを与えるレーザーや光を照射してしまうのはNGなことです。
そして脱毛後も日焼けをするのは危険です。
妊娠している
妊娠中はホルモンバランスの変化が起きやすく肌トラブルも多くなりがちです。
施術そのものがお腹の中の赤ちゃんに悪影響を与えることはありませんが、肌トラブルや同じ姿勢で長時間の施術が必要になってくる脱毛は妊婦さんにとってしんどいものになってしまうでしょう。
生理中はVIO処理ができない
生理中は経血によってVIOの施術ができない可能性が高いです。
また生理中となるとホルモンバランスが変化しているため、肌トラブルも多くなるので、施術を断られる場合があることを念頭に置きましょう。
自己処理をしてこなかった
脱毛の施術を受ける前には自己処理が必要です。
またやけどのリスクも高まるので自己処理をしてからクリニックやサロンに向かいましょう。
医療脱毛と美容脱毛の違いに触れ、どんな違いがあるかを詳しく知れたことでしょう。
痛みはクリニックによって軽減することも可能ですし、永久脱毛として受けられるので、医療脱毛の方が優れた効果を得られ、費用対効果も高くなります。
クリニックやサロンに行く際には施術が行えるような状態である必要があるので自己処理をしていない場合は、きちんと処理をしてしてから足を運びましょう。