脱毛したい!
ムダ毛のないツルツルの肌になりたいから、とにかく脱毛サロンへ通おうかな、と考えているあなた。
なぜ、脱毛サロンや医療脱毛に通うと、ムダ毛が生えなくなるのか「脱毛の仕組み」についてはちゃんと理解していますか?
脱毛サロンと医療脱毛でも、脱毛の仕組みは違います。
この記事ではなぜムダ毛が生えにくくなるのか、まとめていきたいと思います。
目次
脱毛サロンと医療脱毛、ニードル脱毛の違い
一般的な脱毛サロンと医療脱毛では、脱毛施術に使用される光の種類が違います。
とても簡単にいえば脱毛サロンの光脱毛よりも、医療脱毛で行われているレーザー脱毛の方が、パワーが強いということがいえます。
それぞれの脱毛の仕組みの違いも知っておくとよいでしょう。
光脱毛(脱毛サロン・エステ脱毛)
光脱毛は、ムダ毛の毛根にダメージを与えることで、脱毛する仕組みになっています。
一般的にはフラッシュ脱毛と呼ばれていたりもしますね。
光脱毛は、脱毛効果は比較的緩やかですが、痛みが少なく低コストでできるというメリットがあります。
ムダ毛の自己処理が必要なくなるまでの施術回数の目安は、12回~18回程度。
2年から3年は継続して脱毛サロンに通うことが必要になります。
レーザー脱毛(医療脱毛・クリニック)
レーザー脱毛は脱毛効果が光脱毛と比較すると高いということがいえます。
その分、痛みは光脱毛よりも感じやすいという特徴があります。
費用も、脱毛サロンと比較すると割高。
脱毛サロンとは違い、医師の常駐が義務付けられているという安心感があり、6回程度施術を受ければ大半の人が満足できるというメリットもあります。
継続して通うべき期間はおよそ1年ほど。
痛くても脱毛効果が高く、短期間で脱毛を完了させたい人にはおすすめですね。
ニードル脱毛
ニードル脱毛はムダ毛の生える毛穴に細い針を刺して脱毛効果を促す施術です。
痛みはとても強く、費用はとても高額に。
医療脱毛とかわらず、6回ほど施術を受ければ高い脱毛効果を得ることができます。
しかし、通う期間は1年と、こちらも医療脱毛と変わらないので、最近ではニードル脱毛よりも医療脱毛の方が人気が高まっているといえます。
いかがですか、このように各脱毛の仕組みは異なり、メリットやデメリットも違います。
この記事では、さらに光脱毛を掘り下げてまとめていきたいと思います。
光脱毛では脱毛効果が得られない?
では、光脱毛では脱毛しても満足いく効果は得られないのでしょうか?
確かに、一般的な永久脱毛は医療脱毛を指す、といわれています。
しかし実際には、日本での永久脱毛の定義があいまいであることも忘れてはいけません。
日本での永久脱毛の定義は、「永久にムダ毛が生えない」ということではありません。
「脱毛処理が終了して1ヵ月後の時点で毛の再生率が20%以下である場合を永久脱毛と呼ぶ」
これだと、脱毛した後に、下部分の2割近くが再び生えてきても「永久脱毛」と言えることになるのです。
これをふまえると、脱毛サロンの光脱毛も十分永久脱毛と言えることになります。
永久脱毛=永遠にムダ毛が生えない
ということはまだ言い切れないのが現実なのです。
脱毛サロンの光脱毛の最大のメリットは、価格のリーズナブルさ。
学生さんにも人気が高まっているように、医療脱毛などと比較するとお財布にかかる負担は雲泥の差。
リーズナブルに気軽に通えるという点でもまた、脱毛サロンが人気になっているのです。
そして、脱毛サロンの光脱毛にはもうひとつメリットが。
光脱毛の光は、もともとフォトフェイシャルに使用されている光です。
そのため、脱毛施術を受けながら美肌効果も大いに期待が持てることになります。
脱毛サロンの、ひとつだけ残念なところはやはり通う回数、期間が長くなるということではないでしょうか。
光脱毛の種類
光脱毛には、4種類あります。
IPL脱毛
IPL脱毛は光脱毛のなかでもっとも脱毛効果が高いといえます。
その分若干痛みはあるものの、脱毛サロンで脱毛するならIPL脱毛を行っているところが最も脱毛効果が高いといえます。
ムダ毛の毛包、毛根に熱ダメージを与え、ムダ毛が生えてこないようにする仕組み。
冷却装置完備の脱毛マシンも多く、冷却ジェルを使用してから施術するなどのケアも行われています。
SSC脱毛
SSC脱毛も最近とても人気が高まっている脱毛方法です。
痛みに弱い人、IPL脱毛を試したけれど痛みが我慢できなかった人に人気が集まっています。
施術前に専用のジェルを塗って、脱毛します。
ジェルに含まれるムダ毛の成長を抑制する成分が溶け出すことで、ムダ毛を生えにくくする仕組み。
寒い時期にはジェルの冷ややかさがつらい、という声も多いのですが、大手人気脱毛サロンでは肌にやさしい脱毛方法として推奨されています。
SHR脱毛
一般的に、光脱毛は日焼け肌では効果が得られないとされてきました。
しかし、SHR脱毛であれば、日焼けや皮膚の黒ずみが起こっていても施術を受けることができます。
毛包を狙って弱い出力でダメージを与えていき、ムダ毛をはやす司令塔ともいえる「バルジ領域」ダメージを与えることでムダ毛を抜け落ちさせます。
IPL脱毛や、SSC脱毛がムダ毛の毛周期に合わせて施術しなければいけないのに対し、SHR脱毛はその時に生えているムダ毛も、生えていない皮膚内のムダ毛にも効果があるとされています。
ハイパースキン
ハイパースキンは、光脱毛の中で最も痛みのない脱毛方法です。
その反面、脱毛効果はあまり高くありませんが、痛みだけは絶対に避けたい、という場合にはゆったりとハイパースキンで脱毛をすすめるのも手です。
ハイパースキンは、ムダ毛が生えていない毛周期における「休止期」のムダ毛に効果があります。
低温での脱毛施術になるので、痛みはほぼないといってもいいでしょう。
どの脱毛も施術後すぐにツルツルにはなりません
ざっくりと光脱毛の種類を中心にまとめてきましたが、どの脱毛施術も1度や2度の施術でムダ毛がなくなりツルツル肌になることはありません。
最低でも6回の施術は必要に。
そのため、脱毛サロンでは通い放題のプランが人気となっています。
しかし、注意したいのが、脱毛サロンの多くでは回数を設定したプランの方がトータル料金が安くてすむということがほとんどということ。
無料カウンセリングの際に、ムダ毛状況をしっかりとチェックしてもらって、必要になりそうな回数をあらかじめ質問しておくようにしましょう。
脱毛の仕組みを理解すればスムーズに脱毛もすすむ
脱毛の仕組みを理解しておくと、その脱毛サロンのマシンに応じてどのタイミングに予約をとっておくことが正解なのか自分でも目安をみつけることができるようになります。
毛周期における成長期のムダ毛にしか作用しない脱毛なら、しっかりその時期に施術を受けたいものですよね。
脱毛マシンの仕組みや特徴に合わせたタイミングで施術を受けることがとても重要なのです。
脱毛の予約を取る際には、自分のスケジュールよりもムダ毛のスケジュールを第一に考えていきましょう。
担当スタッフさんにいつ頃、と指定されたら、その範囲内で必ず予約を取るようにしたほうがおすすめです。
最後に、脱毛に通い始めたら毛抜きやカミソリの使用は避けましょう。
毛抜きでムダ毛を抜いてしまうと、脱毛効果も得ることができませんし、毛穴トラブルを起こして炎症してしまうと、脱毛の施術自体も受けられなくなります。
カミソリでのケアは小さな傷を作る原因にもなりますので、脱毛前の自己処理は必ず電気シェーバーで行うようにしましょう。